災害想定は、次のとおりです。
「午前8時に、高知県沖を震源とする地震が発生、
松前町は「松前町災害対策本部」を設置するとともに、
津波災害も予想されることから、沿岸地区住民に避難勧告を発令した。」
まず、第一次避難場所である近所の商店前の駐車場に集合、
県立伊予高校へ向けて、参加者全員、徒歩で避難開始です。
伊予高校では、
まず、津波避難のため、普通教練の屋上へ。
その後、初期消火訓練、応急手当訓練も実施されるなど、盛りだくさんの内容でした。
今日の訓練で印象に残ったのは、
伊予高校の校長先生と教頭先生のお話です。
伊予高校は耐震強度は十分な建物であること。
ヘリコプターが2機、着陸できること。
太陽光パネルを設置していて、停電しても心配ないこと。
水もある程度備蓄していて、トイレの心配もないこと。
地域住民を5千人収容することが可能なこと。
そして、伊予高校には1千人の生徒が在籍しており、
いざというときには、彼ら彼女らの「心強い味方」が活躍してくれるであろうこと。
実際、今日の避難訓練でも、
伊予高校の生徒さんが、いろいろと誘導、手助けをしてくれました。
避難訓練には、地元の消防署、消防団の方々をはじめ、
地域住民が407人も参加したそうです。
災害は、自助・共助が基本であることを改めて認識した有意義な一日でした。