日経新聞「私の履歴書」では、
ノーベル化学賞の受賞者、根岸英一さんの記事が連載されています。
そのノーベル賞は、今日から順次、分野ごとに発表されます。
今年は、iPS細胞の山中伸弥京都大学教授など
日本人の受賞が期待されていますが、
なんといっても注目の的は、村上春樹さんが文学賞を受賞するかどうかです。
ノーベル文学賞の発表は今週の11日だそうですが、今から楽しみです。
私は、村上春樹さんの作品のうち、
「ノルウェイの森」と「海辺のカフカ」しか読んだ記憶がありません。
文章は比較的読みやすいとは思うのですが、
その中に込められている作者の意図は、なかなか理解できるものではありません。
不思議に思うのは、
日本人でさえ村上ワールドを理解することが難しいのに、
英語や中国語などに翻訳された本が、
アメリカ人や中国人など、世界中の人々に読まれているという事実です。
どのように翻訳すれば、作者の意図が伝わるのでしょう…?
きっと、翻訳される方も立派なのだと、勝手に想像しています。
ノーベル賞の受賞が決まったら、
まだ読んでいない作品にも挑戦したいと思っています。
ところで、わが母校の早大出身者に、ノーベル賞受賞者はいましたっけ…?