しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

星に祈りを

我が家では、家庭ゴミの分別と搬出は私の役割となっています。
別に家族会議を開いて決めたわけではありませんが……。
(たぶん、家庭内での力関係が働いていると思います。)

私が住んでいる松前町は、
ゴミの収集を12種類に分別して行うため、家庭での作業は大変な労力となります。
ちなみに、12種類の内訳は、
可燃ゴミ、紙類、ブラスティック類、ペットボトル、かん類、びん類、
金属類、有害ゴミ、古着・古布類、せんてい枝、埋立てゴミ、粗大ゴミ、
となっています。

なんといっても辛いのが、毎週月曜日と木曜日の可燃ゴミの搬出です。
私は毎朝、5時40分に起床しますが、
起床後直ちに、可燃ゴミを町指定のゴミ袋に入れて、
約50メートル先のゴミ収集所まで運びます。
夏はまだしも、冬は朝とはいえ真っ暗の状態で、しかも寒さが身に応えます。

今日もいつものように、
夜明け前の真っ暗な中を、ゴミ収集所に可燃ゴミを運んでいる途中、
ふと夜空を見上げると、満天の星がさんさんと輝いているではありませんか。
あまりの美しさに、寒さを忘れて、その場にたたずんでしまいました。

北斗七星やオリオン座の美しさにしばし見惚れ、
(残念ながら、これ以外の星座を知りません……トホホ)
西の方角にも目を向けると、流れ星がすうーっと流れていきました。
う〜ん、なんとドラマチックな情景……。
流れ星に祈りを託したいような朝でした。

流れ星といえば、
ザ・ブロードサイドフォーの「星に祈りを」というフォークの名曲があります。
『夜空の星に祈りをささぐ
 その娘(こ)のやさしい瞳の中に 喜びの涙があふれていた
 生まれて初めて知った恋を 求めて離さずここまできた』

この歌詞のように、初恋を成就できる人は本当に幸せだと思います。
いくつになっても、この曲を聴くと
若い頃の純真な心を思い出し、幸せな気持になります。

名曲は時代が変遷しても色褪せることがありません。