今日は、終日どんよりとした天気でした。
普段なにげなく使う「どんより」という言葉を辞書で調べてみると、
「雲が低く垂れこめて空が暗いこと」という意味でした。
今日がまさにぴったりと当てはまりますが、そのうっとうしい天気のなかで、
ひときわ鮮やかに咲き誇る花が、悠然と風に揺れていました。
その花は、以前は目にしませんでしたが、
最近は、ご近所の庭先でよく見かけるようになりました。
花の名前は「皇帝ダリア」…。
今日の日経新聞「春秋」には、
未だ季語がないという「皇帝ダリア」のことが、次のように紹介されていました。
『大人の背丈の2倍を超えようかという枝の先で、
ピンク色の花びらが、吹く風に合わせ、時に小刻みに、時にゆったりと揺れている。
この時期が見ごろの「皇帝ダリア」だ。
初めて目にした人は優雅な雰囲気に驚く。
そして、今日は昨日に引き続いて寒い一日となりました。
気温に関しては、愛媛新聞の一面コラム「地軸」に次のような記述がありました。
『振れ幅の大きさに面食らった人も多かろう。
昨日の最高気温は松山で14.8度。
一昨日まで5日間の平均より5度以上も低いが、実は平年並みだ。
これまでが異常だっただけ。』
これまでの異常な高温は、やはり地球温暖化のせいなのでしょうか?
ちょっと心配になります。
地球温暖化といえば、2020年以降の地球温暖化の国際枠組み合意をめざす
今月30日からパリ郊外で開催されるそうです。
会議での議論の行方も注目する必要がありますが、
なによりも気になるのがテロへの備えです。
『どれほど難しい課題でも、暴力には頼らず話し合いと英知で解決の道を探る。
そうした国連のプロセスの価値を、
パリで理不尽なテロが起きた今こそ示すべきでもある。
会議がテロの妨げを受けないよう、
主催国のフランスにはしっかりした警備を望む。』
昨日25日の日経新聞「社説」には、このように書かれていました。
世界は、理不尽なテロで分断されることなく、
地球温暖化対策で一つにまとまってほしいものです。