歌手のペギー葉山さんが今日12日午前、
肺炎のため83歳でお亡くなりになったそうです。
ペギーさんといえば、「南国土佐を後にして」という名曲があまりにも有名ですが、
私にとっては「学生時代」が、自分の人生における忘れ難い曲の一つで、
結局、確か昨年でしたか、NHK「思い出のメロディー」で、
この曲を歌われた元気なペギーさんを見たのが最後になってしまいました。
♬ つたのからまるチャペルで 祈りを捧げた日
夢多かりしあの頃の 想い出をたどれば
なつかしい友の顔が 一人一人浮かぶ
重いカバンをかかえて かよったあの道
秋の日の図書館の ノートとインクの匂い
枯葉の散る窓辺 学生時代
~(略)~
本棚に目をやれば あの頃読んだ小説
過ぎし日よ私の 学生時代
~(略)~
テニスコート キャンプファイアー
なつかしい 日々は帰らず
素晴らしいあの頃 学生時代
素晴らしいあの頃 学生時代
「学生時代」と一口に言っても、
私はこの曲を聴くと、いつも高校生の頃を思い出します。
私の母校には立派なイチョウの大木があって、
この歌詞のように、秋には校舎の窓辺から
黄色い枯葉のじゅうたんを見ることができました。
また、高校二年生の夏の修学旅行では、
キャンプファイアーを囲んでフォークダンスを踊りましたが、
大好きな彼女の手を握ったときの胸のときめきは、
今でも昨日のことのように思い出すことができます。
夢が多かりし私の学生時代(高校時代)……。
ペギーさんがお亡くなりになっても、この「学生時代」という名曲は、
甘酸っぱい思い出とともに、いつまでも私の心の中で生き続けます……。