先月29日の日経新聞電子版「週末スキルアップ術」に掲載された
『ツキを呼び寄せる3つの習慣』というタイトルの、
林野宏・クレディセゾン社長へのインタビュー記事が大変参考になりました。
記事では、「仕事におけるツキ」を重視する“林野流哲学”なるものが、
次のように3つ紹介されていました。
① ハードトレーニング
いつでも最大限の力を発揮できるよう、
常に潜在能力を蓄えておくことが求めらるからから、とてもハード。
なぜハードトレーニングが必要かというと、
「ツキが来た時、最大限の活用ができない」事態を避けるため。
② 闘争心
私が言いたいのは、「絶対に勝てる!」という激しすぎるぐらいの闘争心。
「最後はうまくいく」と思っているから、どんな困難にぶつかっても諦めない。
100%の力を発揮して、難局の苦しさを、エネルギーに変えられる。
ところが漫然と「勝ちたい」と思っている人は、ちょっとしたトラブルでも、
「もうダメだ」「これだけ頑張ったから、うまくいかなくても仕方ない」と
すぐに諦める。この気迫の違いが、ツキを引き寄せられるかどうかと、
密接に関係していると私は見ている。
③ 明朗快活
明るく楽観的で頑張っている人は、
職場でも社外でも周りを明るくするから好かれる。
人が集まってくるから、ネットワークが広がり、様々な情報も集まってくる。
ツキを呼び寄せて、成功する。
逆に、しょげて暗い顔をしている人や、物事に悲観的な人には、
親しくしている人ですら近づきたくない。これではツキだって近寄らない。
う~む、なるほど……。
この3つのうち、特に参考になったのは「③明朗快活」の記述です。
私は喜怒哀楽がすぐに顔に出るタイプなので、
心配ごとや悩みごとがある時、また落ち込んでいる時などは、
どうしても表情や態度が暗くなってしまいます。
(だからツキが寄ってこないのかな…?)
「笑顔は努力に比例する」という言葉をどこかで聞いた記憶がありますが、
「明るく楽観的になる」ことは、簡単なようで、
実はとても努力がいることだと思います……。