七十二候では「芹乃ち栄う(せりすなわちさかう)」(1/6 ~ 1/10)が始まりました。
「寒の入り」という暦どおりに、今日はとても寒い一日となりました。
極端に寒がりの私にとっては、これからしばらく「試練の日々」が続きます‥‥。
さて、日経新聞では今月から、鈴木茂晴・日本証券業協会会長の「私の履歴書」の連載が続いています。
第一回目の元旦の記事には、次のようなことが書かれていました。
『新しい年にあたり、日本の証券市場の先行きは明るいと思う。
我々の目の前に、大きなチャンスがあるためだ。
1800兆円もの個人金融資産が手つかずのまま残っている。
貯蓄から投資へと、50年前からいわれているが、お金は動かない。
1800兆円の1%が動くだけで、株式相場や景気に与えるインパクトは計り知れない。
この宝の山をどう攻略するのか。2020年の証券業界にとって、チャレンジの年になる。』
う~む、なるほど‥‥。
言われてみると確かにそのとおりで、
証券業界には目の前に、大きな「ビジネスチャンス」が拡がっているのかもしれません。
ところが報道によると、2020年最初の取引となった今日の東京市場で
日経平均株価は昨年比451円安と、大発会として過去4番目の下げ幅を記録したそうです。
米国とイランの対立激化が世界景気回復への楽観ムードに水を差し、
投資マネーはリスク資産から安全資産に退避したとのことでした。
証券市場にとっても、しばらく「試練の日々」が続くかもしれません‥‥。