ビデオに録画しておいた「カンブリア宮殿」を、まとめて視聴しました。
今回視聴したのは、柚野木治・ジーユー社長、近藤正樹・日本ケンタッキー・フライド・チキン社長、
そして、大島卓・日本ガイシ社長の三人の社長です。
この三人に共通しているのは、大きな失敗を経験したけれども、
その失敗に挫けることなく、新たな目標に果敢にチャレンジし、会社の業績を復活させたことでした。
その大きな失敗とは、
柚木社長の場合は、新規事業の野菜販売で20億円以上の赤字を出し、あえなく撤退。
近藤社長の場合は、「チキン以外の新商品」戦略の失敗に伴う、社内の対立と組織崩壊。
大島社長の場合は、蓄電池「NAS電池」の納品先での火災事故に伴う、約600億円の特別損失計上。
この大失敗から、三人の社長が、いかにして会社を復活させたかを紹介する内容は、
とても見応えがありました。
ちなみに、番組HPでは、三人の社長の「金言」を知ることができます。
柚野社長は、「“面倒”をやらないと生き残れない」
近藤社長は、「客の期待に応えれば必ず客は戻ってくる」
大島社長は、「従業員が笑顔で働ける会社づくりが社長の仕事」
三人の社長のいずれのお言葉も重みがありますが、私的には、大島社長の言葉が印象に残りました。
組織における社員を、「費用」とみるか、それとも「資産」とみるか‥‥。
社員を「資産」とみる社長が存在する会社は、これからも顧客の支持をも得て末永く発展し、
変わらずに社会に貢献していくことができる、そんな会社のように思います‥‥。