しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

それって、よく分かります

昨日10日の愛媛新聞一面コラム「地軸」は、次のような内容で、

本好きの私には、とても親近感を覚えたコラムでした。


『急いでない限り、書店では文庫本の棚を一通り見て回る。

 表紙に引かれたり、題名に引っかかったりして思わぬ「出合い」がある。

 先日買った文庫本の奥付は第60刷。岩波文庫に入っているからには古典と言え、

 目にしていたはずだが興味が変わったようだ。復刊本を発見することもある。

 ネット書店にはない、リアル書店ならではの本との出合い。

 岩波文庫岩波書店が創刊したのは1927年のきょう。

 ブームだった1冊1円の「円本」の全集の予約販売に対抗して1冊ごとに古典を売り、

 文庫本の草分けとなった。

 最初の発売は正岡子規「病牀六尺」、夏目漱石「こころ」などで

 価格は20銭からページ数に応じて40銭、60銭と累進。

 創業者岩波茂雄の評伝(十重田裕一著)によると当時は食パン一斤17銭、銀行の初任給70円。

 廉価で読者に受け入れられ、岩波は「本屋になってよかった」と感激している。

 友人で松山市出身の安倍能成による伝記は

 「岩波の文庫に対する最も重要な見識は、古典の尊重にある」。

 初めて買った高校生のとき、少し大人になった気持ちがしたことを思い出した。

 この10年間で、20~30代前半の世代の睡眠時間が約1割増えたという調査結果があった。

 自宅で過ごす生活様式になり、スマートフォンを見ながら寝てしまう

 「寝落ち」が影響しているという。

 分かる。ただ中年のわが身は本で寝落ち。こうして手持ちの本、「積ん読」も増えていく。』


はぃ‥‥。「急いでない限り、書店では文庫本の棚を一通り見て回る。」とか、

「ただ中年のわが身は本で寝落ち。こうして手持ちの本、「積ん読」も増えていく。」とか、

コラムニスト氏の行動とその心理は、私にもよく理解できます。


「寝落ち」といえば、最近、私は寝る前に、布団に横になった状態で、

スマホアプリの詰将棋に挑戦しています。(未だ初心者レベルの三手詰めです。)

ところが、問題を解いている最中に、強烈な睡魔に襲われ、

スマホを顔面に落としてしまうことがあります‥‥。(痛)


同じ落とすにしても、スマホよりも本の方が、顔面に与える打撃が少ないように思います。(苦笑)