しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

1枚10万円の衝撃

今日の日経新聞デジタル版「ヒットのクスリ」の、

『「混雑する耳」争奪戦 マスク起点に商品広がる』という見出しの記事を読んで、愕然としました。


新型コロナウイルス感染拡大の危機が高まってから半年余り。

 最大の生活変化は言うまでもなくマスクだ。

 極度の品不足で普通の不織布マスクが1枚100円の高値を示したが、今では10円未満も珍しくない。

 一方で1枚10万円のファッションマスクまで登場した。

 販売しているのは東京駅の地下街にあるマスク専門店「Mask.com(マスクドットコム)」。

 運営企業はイオン系のアパレル企業のコックスで、

 コンシェルジュを置きアパレルのように接客販売している。

 保湿・抗菌防臭加工のマスクなど200種類以上を用意。来店客は素材感や機能を確かめながら買っていく。

 高級ブランドのスワロフスキーのクリスタルガラスを職人が手付けした10万円マスクも1枚売れた。‥‥』


う~む‥‥。マスク1枚が10万円で、しかもこれを購入する人がいるなんて‥‥。(絶句)

もう、こうなると、マスクも完全にファッションアイテムの一つですね。

記事に書かれているような、庶民には手が届かない高級マスクが売れる一方で、

普通のマスクなら、いつでもどこでも簡単に、しかも適正な価格で手に入るようになりました。

その「かつて当たり前だった事実」が、すごく安心感を与えてくれます‥‥。


そして、その新型コロナウイルスといえば、今日の愛媛新聞に、

「47都道府県のうち、9月に入り22日までに陽性が確認されていないのは、

愛媛のほか青森、山形、島根。」という記事が掲載されていました。誠にご同慶に堪えません。

先般読んだカミュの「ペスト」には、

ペストと戦う唯一の方法は「誠実さ」であること、「自分の職責を果たすこと」だと書かれていました。


これからは、インフルエンザが流行する季節でもあります。

引き続き、愛媛県民の一人として、手洗いやうがいなど、

感染症防止対策に「誠実さ」を持って取り組んでいきたい、そう思っています。