しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「国際金融論」を映画で学ぶ

10月24日付けの日経新聞「なんでもランキング」は、

エコノミスト10人が選ぶ経済・金融の映画」でした。


その第2位は、1997年の韓国通貨危機の裏側を描いた社会派ドラマ、「国家が破産する日」‥。

「国際金融論の格好の題材」という、大学で経済を教える先生の高評価もあり、興味を惹かれたので、

アマゾンの「Prime Video」でレンタルし、視聴してみました。


小気味よくストーリーが進展し、それなりに見応えがあったのですが、

「国家が本当に破綻するのか?」、国家中枢部の緊迫感は、画面からは伝わってきませんでした。

「いや、そもそもなかった」ことを伝えたかったのが、正しい理解の仕方なのでしょうね、きっと‥‥。

いずれにしても、アジア通貨危機の、ある程度の予備知識がないと、この映画は面白くないかもしれません。


それよりも、私のお勧めは、第4位にランクインしていた「マイ・インターン」です。

定年退職後の人生に、明るい希望を与えてくれる、そんな味のある映画でした。