愛媛新聞の速報ニュースによると、
愛媛県では、新たに38人が新型コロナウイルスに感染したそうです。
昨日の28人を上回り、1日当たりの過去最多を更新したとのこと‥。
私はかねてから、人と人との接触を促す「Go To 事業」には、懸念と不安を抱いてきました。
それが今回の感染拡大に、直接的に結びついたという、確たる証拠はありませんが、
少なくとも国民に、ある種の「油断」をもたらしたことは、紛れもない事実だと思っています。
それはさておき、現時点での医療の現場は、どうなっているのでしょう‥?
耳にする情報が少ないだけに、不安が募るばかりです。
そして、今日の朝日新聞一面コラム「天声人語」には、次のようなことが書かれていました。
『‥‥首都圏1都3県に9カ月ぶりの緊急事態宣言が出された。
昨春とは違って、学校は閉じられず、対策の力点は飲食業界に置かれた。
「1カ月後には必ず事態を改善させる」。菅義偉首相は言葉に力を込めた。
だが飲食店の早じまいにいかほどの効果があるのか。この補償で十分なのか。
要請に従わない店名をさらす必要があるとも思えない。
そして何より、1カ月の忍耐でほんとうに安心の春を迎えられるのか。不安は尽きない。
厳しい都市封鎖を続けるドイツのメルケル首相が新年演説で訴えた。
「ワクチン以外で最も効果的な方策は私たちの手中にある。一人ひとりがルールを守ることです」。
負担と自制をお願いするリーダーの渾身(こんしん)の呼びかけは聴く者の心にしみた。
地球のどこにいようとも、この難局は人と人が互いの接触を減らす努力なしには乗り切れない。
一市民、一個人として自分にできることから始めよう。』
はぃ、そうですね‥‥。
「一市民、一個人として自分にできることから始める。」
感染拡大防止のために最後に残った「切り札」は、もうこれしか残っていないように思います。