しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

口で言うほどたやすくない

今日は、午前中は、求職申込みと雇用保険の受給手続きのためハローワークに、

そして、午後からは、新しい健康保険証が協会けんぽから届いたので、

全額自己負担していた医療費と薬代の返還手続きに、かかりつけ医と薬局に行ってきました。


午前中に行ったハローワークは、多くの人で混雑していて、

午前10時前に手続きを開始して、その手続きが無事に完了したのは午後1時前でした。

手続きの途中で、お昼休みのチャイムが鳴ったけれど、

私の目の前の執務風景は、全く変わることがありませんでした。

職員の皆さんは、いつ、お昼ご飯を食べていらっしゃるのか、

働き方改革」が叫ばれているなか、ちょっと違和感を覚えた次第です‥‥。


折しも、愛媛県では、新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、

県内を最大警戒レベルの「感染対策期」に引き上げるとし、

今月21日まで県内全域で外出や人との接触、会合の機会を減らすよう呼びかけるとともに、

特に、松山市民には日中を含めた不要不急の外出自粛を求めているところです。


ただ、私は、今日訪れたハローワークで、職を求める人々の真剣な眼差しや、

対応する職員の皆さんの真摯な姿を見て、

外出自粛がままならない多くの人々の存在に、今更ながら気が付いた次第です‥‥。


誰が、何をもって「不要不急」と判断するのか‥‥。

「日常」を懸命に生きる人々の行動を制限するのは、口で言うほどたやすいことではありません。