今日は昨日よりもさらに気温が上昇し、暖かい一日となりました。
暖かいというよりも、身体を動かすと暑いぐらいでした。
さて、今月11日付けの「溜池通信vol.736」の特集は、
このレポートの中で「かんべえ」さんは、細谷雄一慶応大学教授の
次のようなツイートの内容を紹介されていました。
『‥‥いずれにせよ今回の戦争を通じて、ロシアの国際的地位と国力が回復することはしばらくないだろうし、
その野心で失われたウクライナでの犠牲者に対して、半世紀を超えて謝罪を続け、
これまでにないほど摩擦と憎しみに溢れた困難な隣国関係を抱えることになるだろう。』
う~む、これってまるで、戦後日本が歩んできた道、そのものではないですか‥‥。
ということは、将来世代のロシア人は、「負荷ありし自己」を抱え込むことになるのかしら?
でも、この細谷教授の論調は、敗戦国日本と同じように、ロシアの敗戦が前提になっているようです。
同じレポートの中で「かんべえ」さんは、「The Economist」誌の社説も紹介されていました。
そこには、「ひとつだけ確実なのは衆寡敵せず、西側が圧倒的に有利だということだ。」
という記述もありました。
ロシアへの経済制裁の効果がどの程度のものか、目に見えなというか、さっぱり見当がつかないだけに、
今の私は、「西側が圧倒的に有利」だという言説を、そのまま鵜呑みにはできないのだけれど‥‥。