我が家の庭のヤマモミジから、ようやくセミの鳴き声が聞こえてきました。
でも、大合唱ではありません。
あまりにも早かった梅雨明けが影響しているのでしょうか‥‥?
さて、今日は、先日凶弾に倒れた安倍元総理の葬儀が、東京都港区の増上寺で執り行われました。
報道によると、昭恵夫人は、喪主のあいさつで、
「これほど優しい人はいなかった。いつも私のことを守ってくれた。
政治家としてやり残したことはたくさんあったと思うが、種をいっぱいまいているので、
それが芽吹くことでしょう」と話されたそうす。
この報道に触れて、聖書の
「一粒の麦、地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん。
もし死なば、多くの実を結ぶべし」(ヨハネによる福音書)という言葉を思い出しました。
佐藤優さんの『人生の役に立つ聖書の名言』(講談社文庫)には、
「自分が死を怖れず行動することによって、
自分の命に固執するよりもはるかに多くの成果をあげることができる」という解説がありました。
安倍元総理のまかれた種がいつの日かきっと芽吹く、
そう、それは、安倍元総理の遺志を受け継ぐ有為な人材が、
この「美しい国、日本」で、たくさん輩出してもらいたいという願いが、
昭恵夫人のあいさつから読み取ることができるのかもしれません‥‥。