最近、「寒暖差疲労」という言葉を、よく耳にするようになりました。
「寒暖差疲労」とは、気温の寒暖差が大きいことにより自律神経の働きが乱れ、体が疲れることで、
肩こりや頭痛、めまい、倦怠感、便秘、下痢、不眠などの様々な心身の不調をもたらすそうです。
いつもの倦怠感、時々の下痢と不眠に加え、最近、くしゃみが多くなっている私も、
ひょっとして、この「寒暖差疲労」なのでしょうか‥‥? 確かに、体調管理が難しい今日この頃です。
さて、今日は町立図書館に行って、10月2日(日)から10月8日(土)までの、
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは10月6日(木)、渡辺京二さんの
「人間はね、ある人からあてにされるということ以上に生き甲斐(がい)はないんですよ。」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『作家の石牟礼道子を長らく傍らで支えた評論家は、「とんでもない」才能をもつ人と出会い、
そしてその人に自分が必要とされたことが何よりうれしかったと言う。
いや、頼りがいなどなくていいし、場合によっては、あてにされなくてもいい。
心配でしょうがないというかたちで、だれかの思いの宛先となっているのであれば。
坂口恭平との対談(「アルテリ」14号)から。』
う~む、なるほど‥。「だれかの思いの宛先」ですか‥‥。お上手な表現ですね。
そういう私は、ほんの少しでも「ある人からあてにされる」という人生を歩んできたのかしら‥?
忸怩たる思いがあります‥‥。