今日は良く晴れて、気温も上昇しました。
東、南、西に窓がある父の部屋は、窓を閉め切っていると、気温はピーク時には25℃近くまで上昇しました。
まるで温室のようです‥。
施設に入所して父が不在のこの部屋を、最近、私が居座るようになりました。居心地がいいからです‥‥。
さて、今日は町立図書館に行って、1月29日(日)から2月4日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、1月30日(月)と2月4日(土)です。
まず、1月30日(月)は、アマンダ・ゴーマンさんの
「さあ、武器(アームズ)を置こう。たがいの体に腕(アームズ)をまわせるように。
だれも傷つけず、皆が調和する社会を目指そう。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『米国の詩人がバイデン大統領の就任式で朗誦(ろうしょう)した詩を読んだ作家の柴崎友香は、
同じarmsが武器から腕へ、傷つけるharmが調和のharmonyに転じるところ、
攻撃の言葉が連帯の言葉に裏返るところがすごいと思ったと、訳者・鴻巣友季子に語る。
そこに詩の「魔法」を見たと。その詩と対談を収めた「わたしたちの登る丘」から。』
う~む、なるほど‥‥。攻撃から連帯へという「魔法」ですか‥。
気になったので、ネットで調べてみると、原文は次のような内容でした。
『We lay down our arms so we can reach out our arms to one another.
We seek harm to none and harmony for all.』
はぃ、今回の「ことば」とその「解説」を読まなければ、
この英文にそうした意味があることを全く知らずに終わるところでした。
英語の詩の表現にも奥深い「魔法」があるのですね‥‥。
続きはまた明日にします。