しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「胸にしみわたる言葉」との出会い

気温が上昇して、この時期としては暖かい一日となりました。「春の予感」が漂っています‥。


さて、今日は町立図書館に行って、1月22(日)から1月28日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、1月22日(日)と1月28日(日)。

まず、1月22日(日)は、徳永進さんの

「「死語」という言葉が新鮮だった。言葉も死ぬんだ。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


医学生の頃に心を撃たれた「ヴ・ナロード」(人民の中へ)という

 ロシアの社会改革運動の標語を編集者の前で口にしたら、死語だと一蹴されたとホスピス医は言う。

 言葉にも生き死にがあると知って心は逆に弾んだ。そして自分をここまで支えてきた言葉を探すと、

 以外にも、ずっと避けてきた「使命」(ミッション)なる言葉が蘇ったと。

 随想「死語の転生」(「野の花通信」第40号)から。』


う~む、なるほど‥‥。「言葉にも生き死にがある」ですか‥。

では、私にとって、「死語となった言葉」と、「これまで支えてきた言葉」って何なんだろう‥?

「使命」という言葉は、私にはすでに死語になってしまったかもしれません‥‥。


ところで、同じ日の一面コラム「天声人語」は、

中高生による「私の折々のことばコンテスト」に関連した内容でしたが、

コラムの最後には次のようなことが書かれていました。

『‥‥サイダーのように爽やかな一言でもいい。濃いコーヒーのように苦い一言でもいいい。

 胸にしみわたる言葉に、若者たちが会えますように。』


はぃ、かくいう私も、「胸にしみわたる言葉」との出会いを求めて、

ほぼ毎週のように町立図書館に通って、「折々のことば」をまとめ読みしているところです。

続きはまた明日にします‥‥。