『淑気とは新年の季語である。初春の山河や街角に満ちるすがすがしい気配をいう。
今年は元日、2日と立て続けに新聞の号外が発行された。最大震度7の地震が能登半島を襲う。
羽田空港の滑走路で日本航空機と海上保安庁の航空機が衝突、炎上する映像に目を疑った。
めでたい空気も吹き飛ぶ、波乱の辰(たつ)年の幕開けとなった。‥‥』
これは、今日の日経新聞一面コラム「春秋」の冒頭の文章です。
「淑気(しゅくき)」どころか、
能登半島地震で亡くなった方が報道に接するたびに増えるという事実に、胸が張り裂けそうになります。
私は、何をする気も起きない「共感疲労」のような状態に陥っているみたいです‥。
こんな時、なんとか前向きな気持ちになる曲を探していたところ、
やはり最後は、中島みゆきさんの「時代」にたどり着きました。
愛媛県警の広域緊急援助隊が今日、被災地の石川県に出発したそうです。
機動隊などの28人で構成し、明日から行方不明者の捜索活動などに当たる予定とのこと。
被災地の皆さんのために、愛媛県民を代表してご活躍されることをお祈りしています‥‥。