『持てる力をすべて出したとき「神が現れる」』という言葉は、
昨日26日の大相撲春場所千秋楽、
横綱・稀勢の里の戦いぶりにその「神」を見たような気がしました。
稀勢の里自身も、『自分の力以上のものが出た。見えない力が働いた。』
優勝力士インタービューで答えていたと思います。
本当に、この世の中には目に見えない大きな力が働くことがあって、
その見えない力に運よく遭遇する、あるいはその場に立ち会うことができると、
「あぁ~、辛く悲しいことも多いけれど、生きていて良かったなぁ…」と
誰しも感じるのではないでしょうか…。
同じ26日、第89回選抜高校野球大会の第7日目。
甲子園球場では2回戦3試合が行われましたが、
ともに延長15回で引き分け、規定により再試合となりました。
1大会で2試合の延長引き分け再試合は、春夏を通じて初めてだそうです。
しかも、その再試合の2試合が同じ日に起きるなんて……。
2017年(平成29年)3月26日は、
大相撲と高校野球というスポーツの世界で「神が現れた日」、
或いは「奇跡が起こった日」として、長く語り継がれることと思います。