しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

珍事か?快挙か?

数年に一度か二度、阪神ファンでよかったと思うときがあります。

昨日の5月6日(土)がまさにその日でした。

 

私が地元ケーブルテレビのスイッチを入れた時は、

1対9という大差で阪神が広島に負けていました。

当然のことながら、「この試合は阪神の負け」と判断して、

早々とテレビのスイッチを切りました。

 

ところがどうでしょう……。

夜にネットでスポーツニュースを確認していると、

なんと阪神が逆転勝ちしているではありませんか……(絶句)。

しかも、この試合の結果、首位に浮上だなんて、アンビリバーブル…。

あぁ~、こんなことなら、あのまましばらくテレビを観ていればよかった。

でも、「我慢ができず、諦めが早い」のが阪神ファンの「特質」ですよね……。

 

さて、京都旅行の写真を一枚、追加でアップします。

下の写真は、結婚式場の「鮒鶴」です。

建造物の歴史的・芸術的価値が評価され、

国の登録有形文化財に指定されているそうです。(青いプレートがその標識です)

甥っ子の結婚式には、愛媛から、家族・親戚の総勢10人が参加しました。

少しは景気拡大に貢献できたかもしれません…(苦笑)

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国防と憲法を考える

今月5日の朝日新聞デジタル版「異論のススメ」に、

佐伯啓思京都大学名誉教授が、

憲法9条の矛盾~平和守るため戦わねば』というタイトルの論評を

寄稿されていました。

 

保守の論客である佐伯先生は、

朝鮮半島有事の可能性が現実味を帯びてきた今日ほど

憲法の存在が問われているときはないだろうとして、

国の防衛と憲法の関係について、次のように述べられていました。

少々長くなりますが大事なことが書かれている箇所なので引用させていただきます。

 

憲法9条は、まず前半で侵略戦争の放棄という意味での平和主義を掲げる。

 それはよいとしても、後段にある戦力の放棄と交戦権の否定は、

 そのまま読めば、いっさいの自衛権の放棄をめざすというほかない。

 少なくとも自衛権の行使さえできるだけ制限しようとする。

 なにせ戦力をもたないのだから、自衛のしようがないからだ。

 これが成り立つのは、文字通り、

 「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」できる場合に限られるだろう。

 そして、そのようなことは、戦後世界のなかでは一度も生じなかった。

 国連憲章を引き合いに出すまでもなく、自衛権主権国家の固有の権利である。

 憲法は、国民の生命、財産などの基本的権利の保障をうたっているが、

 他国からの脅威に対して、それらの安全を確保するにも

 自衛権が実効性をもたなければならない。

 つまり、国防は憲法の前提になる、ということであり、

 憲法によって制限されるべきものではない。

 そのことと、憲法の基調にある平和への希求は決して矛盾するものではない。

 平和主義とは無条件の戦争放棄ではなく、

 あくまで自らの野心に突き動かされた侵略戦争の否定であり、

 これは国際法上も違法である。

 もしもわれわれが他国によって侵略や攻撃の危機にさらされれば、

 これに対して断固として自衛の戦いをすることは、

 平和国家であることと矛盾するものではなかろう。

 いや、平和を守るためにも、戦わなければならないであろう。』

 

う~む、なるほど……。

経済成長やグローバル資本主義に関する佐伯先生のお考えには、

にわかに同調できないところがありますが、

国防と憲法の関係については、佐伯先生のおっしゃるとおりだと思います。

ただ、不思議なのは、朝日新聞が「異論のススメ」として

佐伯先生の論評を掲載していることです。

私は、佐伯先生のお考えこそが「正論」だと思うのだけど、違うのかな……?

 

追記

今日は午前中、久しぶりに雨が降りました。

京都滞在中の三日間は良いお天気に恵まれて幸運でした。

甥っ子の日頃の行いが良く、神様が味方してくれたのかもしれません……。

私といえば旅行の疲れがドッと出て、今日は一日、自宅で「まったり」していました。

この時間になって、ようやく日記を書く体力が戻って来ました。

 

さすがに疲れました

甥っ子の結婚式を無事終えて、今日帰宅しました。

 

この二日間、持参したタブレット端末からこの日記を書き、

また、タブレットから撮った写真を日記に投稿しました。

ですから、文章を書くのに手間取り、

さらに、写真を縮小する手法も分からなかったので、

いつもと違う日記になってしまいました。

 

今日は、京都に滞在中に、デジカメの方で撮った写真をアップすることにします。

まず一枚目は、結婚式当日の朝、宿泊したホテルの前で撮った父と弟の写真です。

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次は、宿泊所近くの京都市役所です。

歴史を感じさせる建物だったので、写真に収めることにしました。

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三枚目は、今朝撮った、宿泊したホテルの前を流れる高瀬川です。

高瀬川と聞くと、私は渚ゆう子さんの「京都慕情」を思い出します。

♬ あの人の姿懐かしい 黄昏の河原町

  恋は恋は弱い女を どうして泣かせるの

  苦しめないで ああ責めないで 別れのつらさ知りながら

  あの人の言葉思い出す 夕焼けの高瀬川

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ところで、今回の京都旅行では、足腰の弱った父を連れて行ったので、

移動そのほかに大変な労力を要しました。

松山、伊丹の両空港では車椅子を使用し、

そのほかは父の「シルバーカー」と「杖」が頼りでした。

元気で当たり前に移動できることの有難さが、しみじみと理解できました。

 

せっかく京都に行ったのに、残念ながら

ホテル周辺の半径500メートルの場所しか散策できませんでしたが、

父や弟と一緒に過ごしたという思い出を残すことができました。

 

ただ、とにかく疲れました……。

土日はゆっくり自宅で体力の回復に努めたいと思います。

 

 

風薫る日の結婚式

今日は、甥っ子の結婚式でした。
京都は良く晴れて、新緑の風薫る一日でした。
結婚式は、下の写真の豊国神社で荘厳な雰囲気のなかで、
午後一時半から執り行われました。
そして、次の写真は、午前中に弟と二人で行った
ホテル近くの本能寺です。
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甥っ子は子供のころ、泣き虫でしたが、
今日も、局面局面で涙を流していました。
それを見て、私ももらい泣きです。
私は子供は娘一人ですが、
今日は、自分の息子が結婚したような
そんな気持ちになりました。

無事、京都着

無事、京都に着いて、寝る前にベットで
この日記を書いています。
下の写真は、ホテルの部屋から撮った三条の写真です。
89歳の足腰の弱った父をここまで連れて来るのは
とにかく大変でした。
明日は、いよいよ甥っ子の結婚式です。

今日は疲れたので、これで失礼します。
おやすみなさい。
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