14日(月)の日経新聞に掲載された
『「愛らしい妻」が「鬼嫁」に変貌するワケとは』は、とても面白い記事でした。
記事のエキスを抜き出すと、以下のようになります。
『新婚時代には愛らしかった妻が、次第に「鬼嫁」に見えてくる――。
そんな恐妻家の男性は世に少なくない。
一体、夫婦にどんな力学が働いて、妻にツノが生えてくるのか。
なんとか円満に暮らす秘策はないか。
若いカップルが輝くジューンブライドの季節を前に、
いつまでも夫婦で輝き続ける妙案を探った。』
『恐妻家といえば古くはギリシャの哲学者ソクラテスが有名。
日本では江戸時代に2代将軍・徳川秀忠が妻・江に頭が上がらなかったとか。
そして現代日本では妻を怖がる男性は珍しくなくなっている。
リクルートの結婚情報誌「ゼクシィ」が2010年に男女約200人に聞いたところ、
男性の9割が「恐妻家」と答えた。
「恐妻」を自認する女性はわずか3割で、男性が妻と対峙せず、
ひそかに怖がっている構図が浮かび上がった。』
『では、なぜ怖がるのか。
様々な夫婦の話を総合すると結婚後、
知らぬ間に3つの力学が夫婦を動かしていることがみてとれる。
法則1 夫は「釣った魚」から離れていく
法則2 妻にむくむく、ツノが生えてくる
法則3 夫が白旗をあげる』
『鬼嫁は3つの力学が重なることで生まれ、世に恐妻家が増殖する。
さらに冷え込めば会話もなくなる。
亭主関白協会の天野さんは「結局、夫婦は合わせ鏡のようなもの。
夫が妻に思いやりや気遣いをみせなくなるから妻もそうなる」と話す。
この鬼嫁=夫起源説に従えば、
雪解けは夫が変わり、妻を気遣うところから始まることになる。』
記事では、全国亭主関白協会が掲げる夫婦円満のための3原則が紹介されています。
①「ありがとう」をためらわずに言おう
②「ごめんなさい」を恐れずに言おう
③「愛している」を照れずに言おう
(これが実践できて夫婦円満になるなら苦労なんかしないのですが‥‥。)
この記事を読んで、男性の9割が「恐妻家」であることを知り、とても安心しました。
まさに「同類相憐れむ」の心境です。
ところで、「鬼嫁=妻起源説」というのはないのでしょうか?
おっと、こんなことを書いたのが妻にバレたら、我が家の一大事になります。