今月6日の「かんべえ」さんの溜池通信・不規則発言を読んで、
みずほ総合研究所が昨年12月22日に、
『みずほ総研のとんでも予想2016年』というレポートを
公表していることを知りました。
レポートによると、10項目の「とんでも予想」のうち、
まず1番目は、
「米国大統領選挙で不動産王のトランプ氏が当選。
米国大統領のレイムダック期での権力の空白から、
世界的規模で地政学的な不安が増大。各地で非常事態宣言が出される状況に。」
続いて2番目は、
「準備不足でリオ五輪開催できず。ルセフ大統領が罷免され、レアル暴落」
このほか、5番目には「軽減税導入理由事務の遅れを口実に、
政府は消費増税先送りを決定」や
7番目には「訪日外国人数が一気に3000万人を突破」などがありました。
これらの予想はあくまでも「とんでも予想」であって、
シナリオ分析において起こる可能性が低いテールリスクに属するものだ、
という解説がありましたが、
なかには「リオデジャネイロ・オリンピックで日本選手団が大活躍し、
20個の金メダルを獲得」といった、現実に起るかもしれない予想もありました。
また、このレポートでは、
日本の2016年の位置づけを示した図表が掲載されていました。
それによると、2016年は、
・東日本大震災から5年
・アメリカ同時多発テロから15年
・ソ連崩壊から25年
・チェルリブイリ原子力発電所事故から30年という
過去に生じた多くの災害からの節目の年であることが分かりました。
う~む、年が明けてからまだ1週間だというのに、
サウジとイランが国交を断絶したり、北朝鮮が水爆実験を実施するなど、
「想定外」の出来事が早くも2つ起こっています。
さらに、日経平均株価は年初から4日連続で続落し、
今日はとうとう1万8000円を割り込んでしまいました。
もうこうなったら、
悪いことは早めに全部出し尽くして、あとは上昇するだけの年にしたいものです。
もう一度、世界平和を祈りに初詣に行こうかしら……。(苦笑)