「国民投票」という究極の民主主義の手段が、
これほど「危険極まりないもの」とは思いも寄りませんでした。
「離脱が過半数を占めたという事実」を受けての感想です。
今日25日の日経新聞「春秋」にも、
私の感想を代弁するかのように、次のように書かれていました。
『直接民主制は古代から続く民主主義の一つのかたちだ。
とはいえそれが有無を言わさぬ決定力を持つとともに、
世の感情を過剰なまでに映す存在なのだと見定めておく必要はあろう。
切れ味はぞっとするほど鋭いのである。』
コラムニストは、国民投票結果を「魔物のような民意」とまで言われていました。
う~む、ここで私が愚痴っても仕方がないけれど、
マーケットの荒い値動きなどをみているだけでも、
これから欧州のみならず世界が、
とんでもない方向に向かうような、なんか嫌な予感がします。
ところで、今日も外は、断続的に雨が降り続いています。
私には、まるで世界全体が「梅雨入り」したかのように思られます…。