暦の上では立春だというのに、今日は午前中から粉雪が舞い、
午後3時過ぎにはお隣の松山市と伊予市に大雪警報が発令されるなど、
こちら愛媛でも厳しい寒さが続いています。
この厳しい寒さのなか、庭のヒマラヤユキノシタは、ピンク色のつぼみが顔を出し、
また、ドウダンツツジは、春の訪れをじっと待つかのように新芽のつぼみがふくらんでいます。
こうした「自然のたくましさ」にはいつも驚かされるばかりです‥‥。
さて、「暮らしの歳時記」によると、今は、二十四節気では「立春」、
七十二候では「黄鴬睍睆(うぐいすなく)」で、『山里で鴬が鳴き始める頃。
春の訪れを告げる鴬は「春告鳥」(はるつげどり)とも呼ばれます。』という解説がありました。
厳しい寒さが続く今年の日本列島では、うぐいすも春を告げる気にはならないでしょうね、きっと‥。
でも、その鳴き声がたまらなく待ち遠しく思います。
『鶯の 覚束なくも 初音哉』(正岡子規)