七十二候では「蕗のとう花咲く」(1/20 ~1/24)が始まりました。
「一年で一番寒さの厳しい頃」 ですが、「雪の下からふきのとうが顔をだす頃」でもあります。
我が家のリビングでは、名も知らない観葉植物に、かわいい薄ピンクの花が咲いています。
また、庭ではいつの間にか、ヒマラヤユキノシタに、ピンクの花が遠慮がちに顔を覗かせています。
そして、ランにも花が咲きかけています。どうやら春は、もう目前に迫っているようです。
ところで、七十二候の「ふきのとう」で、フォークデュオの「ふきのとう」のことを思い出しました。
ふきのとうには、「白い冬」や「やさしさとして想い出として」という名曲がありますが、
私は、東京で大学生活を始めた頃に聴いた、「南風の頃」という曲が大好きです。
♬ 南風吹いたら 流れ雲流れて 本棚の日記帳 色褪せたまま
陽だまりのかげろうに あなたを想いつつ 縁側でひとりぼっち ひなたぼっこ
この町に慣れようと 泣き笑いおぼえて 変わらぬくらしに 季節をみつけた
僕の背中で想い出が ゆらゆら揺れてます 昨日の涙で面影も ゆらゆら揺れてます
ウィキペディアには、『ふきのとうの楽曲は、
記録よりも記憶に残るという意味のヒット曲が多いのが特徴である。』という解説がありました。
「記録よりも記憶」ですか‥‥。まさに、おっしゃるとおりだと思います。