今日22日の日経新聞の紙面に、
『日本のことわざを心に刻む~処世術が身につく言い伝え』という本の広告が掲載されていました。
広告には、その本に書かれている、いくつかの「ことわざ」と簡単なコメントが紹介されていたのですが、
今まで私の知らなかった、次のようなことわざがありました。
・磯の鮑(あわび)の片思い → 一枚だと片思い、二枚だと仲良し
・思うに別れ思わぬに添う → 世の中にはこういう人もいる
・怒れる拳(こぶし)笑顔に当たらず → 怒る相手には笑顔で対応するほうがよい
・一人虚を伝えれば万人実を云う → 嘘はあっという間に広まる
・六日の菖蒲(あやめ)十日の菊 → 時機に遅れて役に立たないことのたとえ
・一時の懈怠は一生の懈怠 → 一時の怠け心は一生を無駄にする(吉田兼好)
う~む、まいったな‥‥。これまで63年間も生きてきたのに、
このような味のある「ことわざ」に出合ったことがありませんでした。
私が処世術を身につけるには、出合うのがちょっと遅かったかもしれません。
ひょっとして、こういうのも「六日の菖蒲十日の菊」というのかしら‥‥?(苦笑)
ということで、今日は何を書きたかったのかというと、
今、世間で話題になっている本を知るためには、日経新聞の新刊書の広告が役に立つと思います‥‥。