しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

逆もまた真なり

昨日の日経新聞をパラパラとめくっていると

上質な雰囲気を漂わせながらウイスキーグラスを傾ける、初老の紳士の写真が掲載された、

全面広告に目が釘付けになりました。


その「全面広告」とは、スコットランド・スカイ島の海に育まれたシングルモルトウイスキー

タリスカーの広告で、タリスカーは「まるで海の潮風を味わっているかのような風味と

力強い黒胡椒の風味が特徴」であること、

そして、「初老の紳士」とは、島地勝彦さんという、

平日は執筆に追われ、週末は小さなバーのカウンターに立つ、エッセイスト&バーマンであることが、

紹介されていました。


私は恥ずかしながら、そのウイスキーの名前も知りませんでしたし、

島地さんが「週刊プレイボーイ」(集英社)の編集長として

同誌を100万部の雑誌に育て上げた著名人であることも知りませんでした。


ちなみに、この「全面広告」には、「島地勝彦の格言VOL.1」

『バーカウンターは人生の勉強机である』というタイトルの、短いエッセイが掲載されていました。

その格言とは『男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる』というもので、

バー自慢の「格言コースター」として書かれているそうです。


いゃあ~、それにしても、実に素晴らしい名言だと思います‥‥。

我が家の奥様と「誤解して」(?)夫婦になって早や36年‥‥。

お互いを理解していないから、未だに別れずに済んでいるのかもしれません‥‥。

「逆もまた真なり」です。(苦笑)