昨日の日経新聞をパラパラとめくっていると
上質な雰囲気を漂わせながらウイスキーグラスを傾ける、初老の紳士の写真が掲載された、
全面広告に目が釘付けになりました。
その「全面広告」とは、スコットランド・スカイ島の海に育まれたシングルモルトウイスキー、
タリスカーの広告で、タリスカーは「まるで海の潮風を味わっているかのような風味と
力強い黒胡椒の風味が特徴」であること、
そして、「初老の紳士」とは、島地勝彦さんという、
平日は執筆に追われ、週末は小さなバーのカウンターに立つ、エッセイスト&バーマンであることが、
紹介されていました。
私は恥ずかしながら、そのウイスキーの名前も知りませんでしたし、
同誌を100万部の雑誌に育て上げた著名人であることも知りませんでした。
ちなみに、この「全面広告」には、「島地勝彦の格言VOL.1」
『バーカウンターは人生の勉強机である』というタイトルの、短いエッセイが掲載されていました。
その格言とは『男と女は誤解して愛し合い、理解して別れる』というもので、
バー自慢の「格言コースター」として書かれているそうです。
いゃあ~、それにしても、実に素晴らしい名言だと思います‥‥。
我が家の奥様と「誤解して」(?)夫婦になって早や36年‥‥。
お互いを理解していないから、未だに別れずに済んでいるのかもしれません‥‥。
「逆もまた真なり」です。(苦笑)