平成8年の7月と12月に亡くなった、母と祖母の二十五回忌の年忌法要が近づくにつれて、
いろいろと悩ましい問題も抱えることになりました。
ちなみに、我が家は真言宗なので、他宗派のように、二十三回忌と二十七回忌は行わず、
二十五回忌を24年目に行い、三十三回忌で弔い上げとなるそうです。
まず、場所については、自宅で執り行うことにしました。
人数については、父と私たち夫婦、そして弟夫婦の最少人数とし、
私の娘や弟の息子たちには、こちらからは声を掛けるのをやめることにしました。
また、ご住職の読経が終わり、お墓へ塔婆を持っていた後、会食をどうするか、
少人数なので、どこかへ食べに行くことも考えましたが、
これも仕出し業者に、簡単なお弁当を自宅に持ってきてもらうことにしました。
考えてみるに、これらはすべて、新型コロナウイルスの感染を心配しての個人的な対策です。
こうした個々人の対策が冠婚葬祭業に、少なからず影響を及ぼしているのでは‥?と考えた次第です。
追記
年忌法要も、8年後の三十三回忌で弔い上げとなるみたいです。
父は生きていれば100歳‥‥。
私も、それまではなんとか生き抜いて、長男としての最後の務めを果たしたいと思います。