しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

示すことが大事

連日、強烈な暑さが続いています。

今日も、家の中でも熱中症になりそうな、決して大袈裟ではなく、命の危険を感じるほどの暑さでした。

この暑さの中、今日は、菩提寺のご住職による棚経(たなぎょう)が行われました。

我が家にご住職が来られたのは午前中でしたが、もう、うだるような暑さでした。


お盆の時期の「お墓掃除」「迎え火」「棚経」「お墓参り」「送り火」‥‥。

季節の伝統行事が、次世代に継承できれば良いのですが‥‥。

それともう一つありました。それは、親族そろっての賑やかな会食。

今年はなかなか難しいかもしれませんが、なんとか懐かしい顔だけでも見たいものです。


話は変わりますが、今日の日経新聞電子版に、

星野佳路・星野リゾート代表の、次のような発言が掲載されていました。

新型コロナウイルスは観光産業にとって数十年、いや百年に一度の大きな危機です。

 日本と世界の観光は大きく形を変えることになるでしょう。

 生き残りを目指すだけでなく、これを機にコロナ前より強い会社、

 強い産業にならなければいけないと思っています。

     ~ (中略) ~

 転機は3月25日の東京都知事による「オーバーシュート」発言でした。

 4月7日には政府が緊急事態を宣言し、空気は一変しました。

 4月の予約はキャンセルが相次ぎ、その先の予約も入りません。

 ふだんの星野リゾートは私も若い社員も対等に意見を言い合うフラットな会社です。

 しかしこうした大きな危機のときは別です。

 環境の変化を経営者がどう見ており、会社がどちらに進もうとしているのか。

 はっきり示すことで社員は安心できます。正しいか正しくないかではなく、示すことが大事なのです。‥‥』


う~む、なるほど‥‥。

危機の時は、「正しいか正しくないかではなく、示すことが大事」なのですね。

いゃ、まてよ‥‥。

これ(環境の変化をどう見て、どちらに進もうとしているのか)って、

一国の指導者にこそ、求められることではないのかしら‥‥?