湿度が低かったのでしょうか、梅雨の時期とは思えない、
良く晴れて、爽やかな風が吹いた一日でした。とても気持ちがよかったです。
さて、昨晩は、テキストは購入していたものの、
番組を見逃がしていた、100分de名著スペシャル「100分deメディア論」を、
NKKオンデマンドで視聴しました。
番組で取り上げたられていたのは、
・リップマンの「世論」(プロパガンダの源流)
・山本七平の「空気の研究」(「忖度」の温床)
・オーウェルの「一九八四年」(リアルな「未来」)といった4冊の名著で、
番組ゲストは、国際ジャーナリストの堤未果さん、東京工業大学教授の中島岳志さん、
社会学者の大澤真幸さん、そして、作家で明治学院大学教授の高橋源一郎さんといった、
そうそうたるメンバーでした。
今回、学んだのは、人が何かを伝えようとするときに必ずある「視点」や「バイアス」、
あるいは、「偏見」や「思い込み」を持つことを、私たちは避けては通れないという事実でした。
そこから「自由」になるためには、どのような努力が必要なのか‥‥。
テキストに書かれていた記述が、番組を視聴することによって、
理解がぐんと深まったように思います。
オンデマンドの有難さをつくづく感じた、そんな秀逸な番組でした。
220円で視聴できて、とても満足しています。