目覚めた時から降り続いていた雨は、ようやくお昼過ぎに止みました。
さて、昨日のこの日記で、「今はとりあえず、自民党の幹事長人事に注目したいと思います。」と書いたら、
今日は、突然に、菅総理が総裁選不出馬の表明‥‥です。
う~む‥‥。ひょっとして、党の要の幹事長を引き受けてくれる人がいなかったのかしら?
「総裁選に出馬を予定していたが、新型コロナ対策と選挙との両立は莫大なエネルギーが必要。
新型コロナ対策に専任したい」との発言は、私には空しい弁解のようにしか聞こえませんでした。
そして、日経新聞電子版には、さっそく「首相退陣、勝負を分けた3つの瞬間」
というタイトルの記事が配信されていました。
記事によると、2020年9月16日に政権が発足してから、この一年の間に、
「勝負を分けた瞬間が3つあった」とのことでした。
一つは、衆院解散の判断。二つ目は、コロナ対策。三つ目は、8月22日投開票の横浜市長選。
現在と比べると新型コロナウイルスの新規感染者数が少なかった
20年秋ごろに解散してまず4年の時間を確保し、ワクチン接種を遅滞なく進め、
そして、地元横浜での選挙に深入りしなければ、今日のような事態には陥らなかったということなのかな‥?
「わが国の前途に思いをめぐらすとき、私は一夜、
沛然として大地を打つ豪雨に心耳を澄ます思いであります」‥‥。
菅総理は、退陣を決意するに当たって、どのような事象に心耳を澄まされたのでしょうか?
いずれにしても、菅総理のこの一年間を、詳細に総括・評価する本が出版されることを、
今から期待したいと思います。