しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

スポーツに国境なし

新型コロナウイルスワクチン3回目接種から三日が経過し、ようやく体調が元に戻ってきました。


さて、北京冬季五輪の男子フィギュアスケートで、注目の羽生選手は4位に終わり、

五輪三連覇の偉業は、残念ながら達成できませんでした。

ただ、前人未到の四回転半ジャンプに果敢に挑戦した姿勢は、永く語り継がれることと思います。

ほかの日本勢では、鍵山選手が銀メダル、宇野選手が銅メダルを獲得しました。誠におめでとうございます。


ところで、羽生選手が開催国の中国で絶大な人気を誇っていることを、私は今まで知りませんでした。

その件に関して、今日の「東洋経済ONLINE」には、

『中国人が羽生選手を「熱烈応援」その深い心理』と題する記事の中で、次のようなことが書かれていました。


『‥‥8日は羽生選手のSPの得点が伸びず、ネーサン・チェン選手が世界最高点をたたき出した。

 だが全選手が滑り終わった後も、中国のSNSウェイボでは「羽生結弦」がトレンド1位を維持した。

 不運を嘆く声も少なくないが、それ以上に「順位はどうでもいいから悔いなく滑ってほしい」

 「SPで悪運は使い切ったから、あとはいいことしかない」と

 自分のマインドを切り替えようとする投稿が圧倒的だった。

 新型コロナウイルスで有力選手が次々と出場できなくなる異例の大会において、中国のファンは、

 羽生選手が10日も笑顔でやり切ってくれることを何よりも願っているようだ。‥‥』


このほか、記事では、

『五輪を「国の威信をかけた場」と捉える考えは中国で根強く、

 自国の人気選手が出る競技で海外選手を応援するのははばかられる雰囲気もある。

 しかし羽生選手に限っては異なるようだ。』とも書かれていました。


「スポーツに国境はない」と主張する中国ファンの声に、どうやら偽りはなさそうです‥‥。