NHKテレビテキスト、100分de名著「エドガー・アラン・ポースペシャル」を読了し、
同時にテレビ番組の視聴も終えました。
テキストの執筆者で番組の指南役は、アメリカ文学者で慶応大学名誉教授の巽孝之さんで、
本書で紹介されていた作品は、「アーサー・ゴードン・ピムの冒険」、「アッシャー家の崩壊」、「黒猫」、
「モルグ街の殺人」という四作品でした。
恥ずかしながら、私は、江戸川乱歩のことは知っていたけれど、
「エドガー・アラン・ポー」のことは、その名前は聞いたことがあったけど、
どんな人物だったのか、どんな作品を残したのか、まったく知りませんでした。
本書を読んで、さきほどの江戸川乱歩をはじめ、安部公房やアガサ・クリスティ、
さらにはドストエフスキーなど、世界中の作家のみならず、
音楽や絵画、映画などの芸術家にインスピレーションを与え続けていることを知りました。
四作品の中では、アメリカ・ロマン派の名作とされる「黒猫」に興味を抱いたけれど、
手元に「積読本」を多く抱え、「読みたい本」もたくさんあるので、購読するのはまだまだ先になりそうです。