しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

19世紀に文学のフロンティアを開拓した作家

NHKテレビテキスト、100分de名著「エドガー・アラン・ポースペシャル」を読了し、

同時にテレビ番組の視聴も終えました。

テキストの執筆者で番組の指南役は、アメリカ文学者で慶応大学名誉教授の巽孝之さんで、

本書で紹介されていた作品は、「アーサー・ゴードン・ピムの冒険」、「アッシャー家の崩壊」、「黒猫」、

「モルグ街の殺人」という四作品でした。


恥ずかしながら、私は、江戸川乱歩のことは知っていたけれど、

エドガー・アラン・ポー」のことは、その名前は聞いたことがあったけど、

どんな人物だったのか、どんな作品を残したのか、まったく知りませんでした。


本書を読んで、さきほどの江戸川乱歩をはじめ、安部公房アガサ・クリスティ

さらにはドストエフスキーなど、世界中の作家のみならず、

音楽や絵画、映画などの芸術家にインスピレーションを与え続けていることを知りました。


四作品の中では、アメリカ・ロマン派の名作とされる「黒猫」に興味を抱いたけれど、

手元に「積読本」を多く抱え、「読みたい本」もたくさんあるので、購読するのはまだまだ先になりそうです。