昨日の続きです‥。
12月21日(水)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、鹿島茂さんの
「本当に文学や哲学を理解する人間しか本を買わないのなら、文学者や哲学者は食べていけない」
という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『フランスでは近世より、文学や哲学について「一家言ある」か、
なくてもそのふりができてやっと一人前とされたと、仏文学者は言う。
才気を競うこうした「負けじ魂」が青年らに流行(はやり)の本を追わせた。
等身大をよしとせぬこの「見えっ張り」たちが実は文化を支えてきたのだと。
山田登世子との往復書簡(「機」1998年4月号)から。』
はぃ、私は最近、フランスの哲学者でモラリストの「モンテーニュ」にハマっていて、
手元には既に、「エセー」関連の4冊の本が横たわっています‥。
う~む‥‥。ということは、分かったふりして読んでいる「見えっ張り」の私も実は、
「文化の支え手」だったりして‥‥?(苦笑)
追記
全国高校ラグビーの1回戦、愛媛代表の松山聖陵は、秋田代表の秋田工に「7」対「22」で敗れました。
初戦で緊張したのでしょうか、松山聖陵は大事な局面でのミスが目立ちました。
花園で勝ち抜くのは容易ではありません‥。今日の敗戦を教訓に、来季での捲土重来を期待したいと思います。