昨日の続きです‥。
5月4日(木)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、長野ハルさんの
「悔いがなければそれでいいって言えるのかしらねえ‥。何だかなァって思いますよ」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『「悔いのない人生にしたい」と人は言うが、大半は「夢の不発弾」を抱えたまま人生を終える。
脚本家・内館牧子が取材したボクシングジムのベテランマネージャーは、
素質があるのはほんの一撮(ひとつま)み、なのに我慢比べになって憔悴し、姿を消すという。
「こっちは見てわかっているからつらいです」と。内館の「夢を叶える夢を見た」から。』
う~む、なるほど‥‥。「夢の不発弾」ですか‥。なかなかユニークな表現ですね。
そういう私は、「夢の不発弾」をいくつ抱えて、この人生を終えるのだろう‥?
ところで、「夢を叶える夢を見た」という言葉から、
ザ・ピーナッツの「大阪の女」に登場する歌詞を、なぜだか連想してしまいました。
♬ 夢を信じちゃいけないと 言った私が夢を見た 可愛い女はあかへんわ
この歌も名曲です‥‥。
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