昨日の続きです‥。
8月12日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、引き続き佐橋滋さんの
「僕も頼む時に頭を下げるくらいのことは心得ている。しかし平身低頭しない。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『丁重であれども卑屈にはなるなと元通産官僚は言う。
予算獲得の交渉で、頭を下げてもそれで頼み事が通れば安いもの、という態度は、
ともに国家に奉仕する交渉相手を冒涜(ぼうとく)するもの。
国の金を国としてなすべきことに使うのに、物乞いのように頭を下げる必要はないと。
最後に事務次官を務めた後は個人として活動すべく、どこにも天下らなかった。
回想記「異色官僚」から。』
「丁重であれども卑屈にはなるな」‥。
はぃ、国家公務員であれ、地方公務員であれ、「全体に奉仕する者」の大切な心構えだと思います。
ただ、我が身を振り返れば、忸怩たる思いがあります‥‥。
追記
昨日の夕刻、雨上がりの東の空に、虹がかかりました。虹という自然現象は、不思議な魅力があります‥‥。