しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

内面の生活が豊かな人

暖房を入れていない部屋は、まるで冷蔵庫の中のようでした。

明日はさらに寒くなるようです‥。

報道によるとANAは今日、羽田空港能登空港(石川県輪島市)線を

今月27日から再開すると発表したそうです。

被災地の支援や復旧が、一歩でも着実に前に進むことをお祈りします‥。


さて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」の冒頭に、次のようなことが書かれていました。

『誰かと競うためではなく、見せびらかすためでもなく、

 ただ自分ひとりを満たすものだけに囲まれた静かな生活にひかれる。

 年齢を重ねるほどに憧れが強くなった。映画の中でそういう主人公に出会うと、

 本筋に関係なく、格好いいな、とディテールに見入ってしまう。‥』


このコラムの中で引用されていた映画は、「イコライザー」「パターソン」「パーフェクト・デイズ」。

コラムの最後は、「内面の生活さえ豊かならば人は幸福でいられる。老いもひとりも恐れることはない。」

という言葉で結ばれていました。


そういえば、しばらく映画を観ていません‥。

「亡き妻が挑んで果たせなかった名作100冊の読破を目標に、単調な暮らしを読書で潤す」

「心にあふれる言葉をペンでノートにつづる。その詩の読者は今のところ妻だけ」

「好きなロックのカセットを聴きながら運転し、就寝前にW・フォークナーや幸田文の本を読む」


私も機会があればコラムで引用された映画を観て、

「内面の生活が豊かな」それぞれの主人公の生き様を、余生の参考にしたいと思います‥‥。