しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

不自由を忍び、出口の光明を待つ

最近、新聞を読んでも、テレビやラジオのニュースに接しても、気が滅入ることだらけです。

株価は続落に歯止めがかからないし、マスクは相変わらず手に入らないし、

楽しみにしていたセンバツ高校野球は中止が決まったし‥‥。

なんだか世の中が、悪い方向へ、悪い方向へと向かっているような気がしています。


そんな暗澹たる気持ちを抱いていたところ、今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、

次のようなことが書かれていました。

『‥‥ギリシャ語の「すべて」と「人々」が語源のパンデミック世界保健機関(WHO)が宣言した。

 株価は大きく下落し、各国の渡航制限で人の出入りがとどこおる。

 グローバルな規模で経済の基礎体力が奪われるうえ、スポーツや文化活動も中止が相次ぎ、

 世の中から感動やうるおいが消えゆく。未体験のトンネルである。

 ひとりひとりが少しずつ不自由を忍び、出口の光明を待つしかないのだろう。

 ちなみに清水寺の本尊は千手観音。

 他人の苦しみや喜びを我がこととして理解する、という人間の理想を教えているという。

 こんな時だからこそ、観音さまにならい、人と接したいものだ。

 月改まり、笑顔でスタートできる世になりますように。』


「世の中から感動やうるおいが消えゆく」とは言っても、

足元を見つめ直すと、自然界の営みには変わることがありません‥‥。

我が家の中庭でも、私の知らない間に、ご覧のような花が咲いていました。

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「花オンチ」の私は、花の名前が分かりません‥‥。

ですが、こんな世の中でも、四季折々の草花を愛でる余裕だけは、失わないようにしたいと思っています。