しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

遠因は姿勢の悪さ?

ラグビーの日本代表と優勝候補のアイルランドとの戦いに、全神経を集中させていたせいか、

テレビ観戦中はすっかり忘れていた痛みが、試合終了後には復活していました。


実はこの一か月ほど、歩く時に左足に違和感を感じていたのですが、

昨夜から、左足の付け根から膝にかけて、刺すような痛みが走るようになりました。

今朝起きると、脚を曲げることができず、まともに歩くことができません。


そんな私を見兼ねたのか、午後から妻が、松山市内の整体に連れて行ってくれました。

検査の結果は、私の身体は全体に左に傾いていて、左足に負荷がかかっているとのことでした。

年に数回発症するギックリ腰も、どうやら身体の左右アンバランスに遠因があるようです。

私は子どもの頃から猫背で姿勢が悪いので、そのツケがこの歳になって噴出したのかもしれません。

約1時間かけてじっくりと身体を揉み解してもらうと、痛みが少し和らいだように感じましたが、

でもまだ、脚を屈伸する状態には程遠いです。


明日から出勤なのに、無事に職場に辿り着けるのか、今からとても心配です‥‥。

感動的な瞬間をありがとう

人生は苦しくて辛くて、そして悲しいことがたくさんあるけれど、

我慢して生きていれば、それはもう感動的な、歴史的な瞬間を見届けることができます。


ラグビーワールドカップ1次リーグA組で日本は、

世界ランキング2位で、今大会の優勝候補でもあるアイルランドに、19対12で勝利しました。

コメントしたいことは沢山あるのですが、今日は勝利の余韻にどっぷりと浸りたいと思います。

感動的な瞬間をありがとうございました。

「名もなき家事」への敬意

今日の愛媛新聞一面コラム「地軸」に、

「名もなき家事」のことが次のように書かれていて、

それを読んだ私は、大いに共感するところがありました。


『‥‥名前といえばこのところ、負担を訴える記事が共感を呼んでいるのが「名もなき家事」。

 掃除や料理などに含まれない、地味だが煩雑な家事を指す。

 今月発売の「やっても終わらない名もなき家事に名前をつけたらその多さに驚いた。」は、

 書名の通りの試みで評判の一冊だ。

 「昨夜洗った食器を、水滴の有無を確認しながら所定の位置に戻す」は「リ・ポジショニング」。

 「タッパーのフタと容器を正しく組み合わせる」は「タッパー神経衰弱」‥‥。

 著者はコピーライター梅田悟司さん。

 育児休暇を取得し、初めて家事の大変さに気付いたことがきっかけという。

 込められているのは、無数にある家事を頑張る人への敬意と、

 だからこそ「不完全でいい」との思いだ。 ~ (中略) ~

 「名もなき家事」も、ひとくくりにせずそれぞれと向き合えば、

 各家庭でやるべきこと、一人一人ができることが見えてくるだろう。』


う~む、なるほど‥‥。私も「名もなき家事」の大変さは、よく分かっているつもりです。

それは例えば、コラムにもあった、昨夜食洗機で洗った食器を、朝の忙しい時間帯に定位置に戻す時、

水滴が残っていた時に感じるイライラ‥‥。

可燃ゴミみ」、「プラスチック」、「ペットボトル、缶」と、わざわざゴミ箱を別にしているのに、

ゴミ出しの分別作業中に、可燃紙ゴミをプラスチックのゴミ箱で発見した時の腹立たしさ‥‥。


地味だけれど煩雑な「名もなき家事」を、平常心を保って遂行するのは結構大変ですよね‥。

もとから不器用な私が、これらの「名もなき家事」に真面目に取り組むと、

せっかくのお休みの一日は、あっという間に過ぎ去っていきます‥‥。


ですから私も、「名もなき家事」を頑張る同志諸兄に、心から敬意を表したいと思います。

人選に左右される制度

日経新聞で連載が続いている、野中郁次郎一橋大学名誉教授の「私の履歴書」。

9月も下旬となって、連載の終わりが近づいてきましたが、

第25回目の今日は、「社外取締役制度」について、次のようなことが書かれていました。


一橋大学に復帰後、一部の企業の求めに応じ、社外取締役に就いた。

 富士通を手始めに、エーザイ三井物産セブン&アイ・ホールディングス

 トレンドマイクロといった企業である。

 日本企業はガバナンス(企業統治)を強化するために米国にならって社外取締役制度を導入した。

 私がどう行動してきたかはさておき、一般論で言えば、

 社外取締役は必ずしもうまく機能していないのではないか。

 社外取締役がさ末な問題に口を出しすぎると、事務局が準備に追われ、

 場合によっては取締役会用の想定問答集まで用意するようになる。

 社外取締役は社内の役員や監査役らが気づかないような、

 大きな視野に立った本質論を展開しなければならない。

 そして、取締役会の議論が細部に入りそうになったら、

 「あとは任せたよ」と自制するバランス感覚が求められると思う。

 私はそう努力してきたつもりだ。

 実際には、企業経営に携わった経験がある社外取締役は細部に目を向け、

 有識者社外取締役は経営の実態を踏まえない空理空論を唱えがちだ。

 議論はまとまらず、混乱が起きてしまう。

 内容はどうであれ、取締役会で発言すれば議事録には記録が残り、

 社外取締役として仕事をしているエビデンス(証拠)にはなる。

 そんな考えで発言する人が多いと聞くが、時間の無駄ではないだろうか。

 社外取締役制度は、賢さとバランス感覚を兼ね備えた人間を選んでこそ、

 うまく機能するシステムなのだと考えている。』


う~む、なるほど‥‥。

社外取締役制度には、ご指摘のような課題があるのですね。勉強になりました。

元地方公務員の私は、この記述を読んで、地方公共団体の「外部監査制度」を思い起こしました。

野中教授は、「社外取締役制度は、賢さとバランス感覚を兼ね備えた人間を選んでこそ、

うまく機能するシステムなのだと考えている。」とおっしゃっていましたが、

地方公共団体の外部監査制度も同じのような課題を抱えているような気がします。


これら両制度に限らず、ある特定の制度の効果的な運用は、

最終的には人選に左右されるものなのでしょうか‥‥?

そうだとすると、今度は、そのような人材を確保するのが、極めて困難になるように思います。

「のりしろ」がなくなる?

今月21日の日経新聞「Pickデータ」は、『男性会社員の昼食 平均555円』というタイトルで、

次のようなことが書かれていました。


『会社員の昼食にかけるお金が減っている。

 新生銀行が全国の会社員の男女約2000人に一日の昼食代を聞いたところ

 男性が555円、女性が581円だった。2018年の前回調査から男性は15円、女性は5円減った。

 10月の消費税増税を前に、会社員に節約志向が広がっている。

 昼食代は節約の対象になりやすく、男性の約3割と女性の約5割が、

 支出を減らす際に「昼食代を切り詰める」と答えた。

 昼食に弁当を持参していると答えた割合は男性で34.0%、女性で53.5%でいずれも前回から増えた。

 10%の消費税率について「負担を感じる」と答えた割合は男性が84.2%、女性が92.9%で、

 いずれも税率が8%の場合と比べて約10ポイント多い。

 新生銀行の伊藤篤金融調査室長は「政府は増税にあわせて消費喚起策を実施するが、

 足元の消費者心理は強くない」と指摘している。』


う~む、なるほど‥‥。

私は、定年退職後は給与収入が大幅に減少したので、

生活費を切り詰めるため、やむなく昼食にお弁当を作るようになりました。

そのお弁当の材料は、前日の夕食の残り物が主役で、

そのほかには、市販の卵焼きとミニトマト、そして梅干しを入れるのが、

毎日のお決まりのパターンとなっています。

ですから、昼食にはほとんどお金がかかっていません。


それにも関わらず、私の財布からは、ボディーブローに打たれるようにお金が出ていきます。

先ほどの記事では、今回の消費税率10%について、「負担を感じる」と答えた割合は男性が84.2%で、

税率が8%の場合と比べて約10ポイント多いという記述がありました‥‥。


節約する「のりしろ」が、だんだんなくなっていくのを実感する昨今です。(トホホ‥‥)