しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

行政マンに必読の書

人事院人材局と人事院公務員研究所が、
若手行政官への推薦図書」というリストを作成していることを初めて知りました、

人事院のHPでは、リスト作成の目的を次のように紹介しています。
人事院は、若手行政官を対象に、
 これらの職員が、自ら判断できる精神的基軸を作り、
 思索力や論理的思考力を涵養するなど、
 行政官としての素養を高めるための一助となるよう、
 学識経験者及び幹部行政官経験者の方々に
 読むことを推奨する図書の御推薦を依頼し、
 「若手行政官への推薦図書」のリストを作成いたしました。』

図書の推薦に協力された学識経験者と幹部行政官経験者は、
それぞれ著名な方々で、どなたがどの図書を推薦したのかは定かではありませんが、
各推薦図書へのコメントを読んでいるだけでも大変勉強になります。

リストで推薦されている図書は全部で70冊(上・下は1冊としてカウント)程度で、
「哲学」、「歴史・伝記」、「政治・行政」といった分類に配列されています。

このリストのなかで私が既に読んでいる図書は、ほんの数冊にすぎず、
しかも「自然科学」の図書にいたっては、
全く読んでいないという事実に気付き愕然としました。

私のように公務員生活が残り少ない者にとっては、
書経験をこれからの仕事に生かす機会は、正直言って無いに等しいのですが、
下手な言い訳をするのは止めることにして、
リストに掲載された推薦図書を一冊でも多く読んで、
自己啓発に役立てていきたいと思っています。