しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

中身は決して色褪せない本

昨日、職場の診療所で、アレルギー性鼻炎の薬と点鼻液をもらって服用したところ、
おかげさまで、今日は随分と楽になりました。
それにしても、あの苦しみは一体なんだったかな…?

さて、昨日は、能率手帳の広告の話をしましたが、
今日の日経新聞には、
「道をひらく」(松下幸之助著:PHP研究所)の広告が掲載されていました。

広告によると、
この本は、490万人の愛読書で、
発売から45年、読み継がれているベストセラーだそうです。

実は、私もこの本を持っています。
私の「道をひらく」は、昭和55年8月25日発行の第37刷です。(定価680円)
昭和55年といえば、私が就職をした年に当たります。
当時は、どのような気持ちでこの本を購入したのか、
もう30年以上も前のことなので、自分自身に尋ねても答は返ってきません。

久しぶりに本棚の奥からその色褪せた本を取り出してみると、
何故だか「けじめが大事」という項目に、黄色のラインマーカーが引かれていました。

『朝起きて顔を洗ったら、まず仏前にすわって手を合わす。
 一家そろって手を合わす。たとえ線香の一本でもよい。これで朝のけじめがつく。
  〜(中略)〜
 おたがいに、躾を身につけて、けじめのある暮らしを営みたい。』

これも、どういう気持ちで黄色のラインマーカーを引いたのか、
自分には全然記憶がありません。
ただ、私は今でも毎朝、仏前に手を合わすのが習慣になっています。

上述の広告には、各界の著名人の「絶賛の声」が掲載されていました。
そのなかでも、佐々木常夫・東レ経営研究所特別顧問の、次の文章が心に響きました。

『人には自分に与えられた道があり、それを運命として引き受け、
 希望をもって最大限の努力を重ねていけば、道はひらかれる。
 困難に直面したり、何かに悩んだりしたときこの本を読むことで
 勇気づけられるビジネスマンのバイブルともいえる本である。』

真理を語る言葉は、決して色褪せないものですね。

道をひらく

道をひらく