この土日に、二つのNHK番組を観ました。今日は、その感想です。
まず、土曜日に観たのは、NHK「第46回 思い出のメロディー」。
全体的に、私より年上の世代を対象にした曲目選定だったと思います。
どの曲も懐かしいといえば懐かしいのですが、
できれば1970年から1980年代のアイドル歌手や
フォーク・ニューミュージック歌手も登場してほしかったです。
今回歌われた歌手の中では、
青山和子さんの「愛と死をみつめて」と
西城秀樹さんの「情熱の嵐」が印象に残っています。
「愛と死をみつめて」は、私が小学校低学年の頃に流行った曲ではないでしょうか?
当時は、詩の意味がよく分からなかったけれども、
そのメロディーだけは不思議と脳裏に焼き付いています。
また、私と同世代の西城さんは、久しぶりにその元気な姿を見せてくれました。
歳はとったけれども歌声には相変わらず迫力があり、こちらも勇気づけられました。
次に、日曜日に観たのは、
NHKスペシャル「60年目の自衛隊〜現場からの報告」。
この名言を知っただけで、この番組を観た価値がありました。
それは、ドイツの詩人で歴史学者・思想家でもあるシラーの、
『大いなる精神は、静かに忍耐する』という言葉です。
聞いた瞬間に、急いで机の上にあった付箋にメモしましたが、
この一言で、今の自衛隊の思想・信条・行動が理解できたように思います。
憲法解釈による集団的自衛権の行使容認が議論となっている昨今、
この言葉が自衛隊隊員のお一人お一人までしっかりと認識されていれば、
これからの我が国の防衛や安全保障も、安心してお任せできるような気がしています。
そしてなによりも、番組に登場した若き幹部候補生の方々は志が高く、
記者の質問に対する受け答えがしっかりしていて、とても頼もしかったです。
以上、TV雑感でした。