今月13日の産経新聞「正論」に、
久しぶりに、雪斎先生こと櫻田淳・東洋大学教授の論評が掲載されていました。
論評は、『習近平氏の「唯我独尊」で共感喪失~
安倍晋三首相の「対中牽制」は適切だ』というタイトルでした。
この論評の中で、雪斎先生は、
『実際、先月下旬、『日本経済新聞』が実施した世論調査の結果によれば、
尖閣諸島摩擦を前にした日本政府の対応について、
「(中国に対して)もっと強い姿勢で臨むべきだ」とした層が55%に上った。
この調査結果で注目すべきは、無党派層では「もっと強い姿勢で」が47%に達し、
「対話を重視」の40%を上回っていることにある。
「対中強硬」傾向が鮮明に表れていることの意味は、
軽々に解釈すべきで はないであろう。』
う~む……。
日経新聞を購読している私は、恥ずかしながら、
この世論調査の記事が掲載されていたことを全く記憶しておりません。
いったい私は、紙面のどこを読んでいるのかしら?
さて、私はどうかと言えば、
心情的には、無党派層の方と同じく、
「もっと強い姿勢で臨むべきだ」に近いものがあります。
だって、「対話を重視」と言っても、
話を聞いてくれそうな相手ではありませんもの…。
なにせ、南シナ海問題では、ハーグ仲裁裁判所の判決を黙殺する国ですものね。
まぁ、そうは言っても、
どのような手法・方法で「強い姿勢で臨むべきか」と問われたら、
私には用意すべき「答」がありません。
ひょっとしたら、日中関係は、
孫娘の世代になっても今と変化がないような気がします。
さて、その孫娘ですが、
昨日は娘が仕事の飲み会だったので、我が家にお泊まりしました。
ところが、昨夜は大変なご機嫌斜め……。
探している物が見つからないと言って、
床に這いつくばって、しばらくの間、泣きわめき続けました。
私がなだめすかしても全く効果がありません。
この難しい性格は、いったい誰に似たのかしら?
こちらも「話を聞いてくれる相手」ではありませんでした。(トホホ……)