昨日の日経新聞に掲載された次の内容の記事は、
ある程度予想できたこととはいえ、やはり驚きの内容でした。
介護施設などに配るため政府が調達した布マスク約1億4千万枚のうち、
今年3月末時点で約8200万枚(約115億円相当)が倉庫に保管されていたことが26日、
関係者への取材で分かった。昨年8月~今年3月の保管費用が約6億円に上ることも判明した。
政府は2020年3月以降、全世帯向けのいわゆるアベノマスク約1億2千万枚と、
介護施設や保育所用などとして約1億4千万枚の計約2億6千万枚のマスクを調達。
新型コロナの感染状況と需要に応じて柔軟に配布する態勢をつくれず、
約3分の1に相当する物資の余剰を招いた形だ。‥‥』
う~む‥‥。(絶句)
物資の余剰が約115億円相当で、その保管費用が約6億円ですか‥。壮大な無駄遣いですね。
全世帯に配布されたアベノマスクにしても、
街で使用している人を見かけることはほとんどありませんでした。
我が家でも、ビニール袋を開けることはなく、そのまま休眠状態になっていますが、
南海トラフ地震など、将来は何が起きるか分からないので、役に立つ時がいつか来るかもしれません。
そう思って大切に保管しています。こちらは保管費用は掛かりませんから‥‥。
いずれにしても、今回の無駄遣いの事後検証を貴重な教訓にして、
次の政策に有効に活かしていただきたいものです。
マスクを街中探し回る苦労は、二度と味わいたくありませんから‥‥。