今日の午後、父を町内の某高齢者福祉施設に入居させました。
その入居手続きなどで、この数日間、精神的にも肉体的にも負荷のかかる毎日を過ごしてきました。
施設内での父の部屋の荷物の整理や、職員の方への引継ぎを終え、
いよいよ私と妻とが施設から帰る際には、さすがに寂しそうな顔をしていました。
帰宅して、主(あるじ)がいなくなった父の部屋を見渡した時、
ようやくこれで数々のストレスから解放されるのか、という安堵の気持ちと、
もっと居宅介護に取り組めたのではないか、という後悔の気持ちが入り混じる、
何とも言いようのない複雑な心境になりました。
ここ数年を振り返ったとき、徐々に心身が老化していく父の諸症状に気が付かず、
時に厳しい言葉を投げつけ、横柄な態度をとった自分を、反省しても反省しきれません。
亡き母とあの世で再会したとき、このような私を果たして許してくれるかしら‥‥?