今日は朝から雨になりました‥。
午後からは小降りになったので、かかりつけ医のところにインフルエンザ予防接種を受けに行きました。
さて、今日の日経新聞一面コラムに、次のようなことが書かれていました。
『‥‥NHKの「今夜も生でさだまさし」という番組に「半死半生語」というコーナーがあり、
消えかけた日本語を視聴者からはがきで募っている。先日は「状差し」という投稿があった。
壁掛け式の場合、大きめのポケットが複数あり、大事な手紙などを差しておく。
かつて多くの家の茶の間(これも半ば死語か)で見かけた。
手紙がメールなどにかわり、届く封書は宣伝か請求書くらい。
冬の風物詩だった年賀状のやりとりも減少中だという。
言葉の生成から生活の風景まで、あらゆるものをネットが変えていく。
その力に感嘆し新たに生まれるものを楽しむ一方、
消えゆくもの、亡くした人、失われた風景を振り返る時間も時には大切にしたい。』
そういえば、我が家にも「壁掛け式の状差し」がありました。
あの状差しは、何時なくなったんだろう?どこに消えたんだろう?
記憶からも消えてしまった、失われた我が家の風景です‥‥。