秋祭りも昨日で無事終了し、今日は午後5時から氏神神社の幟(のぼり)の撤収作業に従事しました。
そして今日は、午前中に町立図書館に行って、10月6日(日)から12日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。
まず、10月7日(月)は、澤地久枝さんの
「苦労に対して、目に見えて効果が上がる、答(こたえ)が出るということに、
現在の人間はほとんど縁がなくなりましたね」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『アフガンで長年、医療と水路建設に従事した医師・中村哲と、
作家・澤地との共著「人は愛するに足り、真心は信ずるに足る」から。
水路や池を造ると、耕作ができ、魚も棲みつく。それで栄養失調が防げる。
水浴びすれば皮膚病も減るという中村。
支援に来た若者も、それを目にし、「地に足の着いたよろこび」を知るようになるとも。』
なるほど、「地に足の着いたよろこび」ですか‥。
はて、私はそのような「よろこび」を体験したことがあるかしら‥?
澤地さんのお言葉を借りれば、たぶん私には「苦労」が足りないのだと思います‥‥。