しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

新しい「定義」の発見

今日は、七十二候の「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」で、「戸口で秋の虫が鳴く頃」とされています。

「暮らし歳時記」によると、昔は「こおろぎ」を「きりぎりす」と呼んだそうです‥。


さて、昨日は町立図書館に行って、10月8日(日)から10月14日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残った「ことば」は、二つありました。

まず、10月8日(日)は、なだいなださんの

「創造というのは、価値の基準を新しく作り出すことだ。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『作家・医師はノーベル賞にふれ、創造とは他のものと較(くら)べて新しいものでなく、

 誰も思いつかないような世界の見方を示すことだと言う。

 面白いのはそこから昔、詩を書きだしたのがお前たちのママを魅了したかったからで、

 お前たちは「ママが、わたしたちに授与した、文学賞みたいなもの」と語るところ。

 創造とは代わりのきかないものの発見なのだ。「娘の学校」から。』


う~む、なるほど‥‥。「創造とは代わりのきかないものの発見」ですか‥。

私にとって、「創造」についての新しい「定義」の発見です‥‥。