しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

共通性の創造と詩的想像力

昨日の続きです‥。

4月14日(金)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、オルテガ・イ・ガセットの

「国家は、成員に共通した一つの過去をもつ前に、その共通性を創造しなければならない。」

という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『さらにそれに先立ち、共通性を「夢み、欲し、計画せねばならない」と続く。

 国民国家は民族や言語など過去からの同一性に基づくのではなく、

 出生を異にする諸々(もろもろ)の集団がその共存をめざして立てる協同のプログラムなのだと、

 スペインの哲学者は言う。だからいつ崩壊してもおかしくない。

 その存続にはだから詩的想像力が欠かせない。「大衆の反逆」(神吉敬三訳)から。』


う~む、なるほど‥。

今、スーダンでは、軍と民兵組織「即応支援部隊(RSF)」の戦闘が続いています。

このままでは、国家そのものが崩壊してしまうかもしれません‥。

何とか「詩的想像力」を働かせて、「共通性を創造」することはできないものなのでしょうか‥‥?


追記

今日、法務局から、「法定相続情報証明」の手続きが完了した旨の連絡がありました。

申出をしてからたったの二日間‥。迅速に対応していただき、感謝しています。